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アーユルヴェーダとDr.マウルヤの紹介

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    アーユルヴェーダと、Dr.マウルヤの紹介

     ヘマドリ・アーユルヴェーダセンターの理事長でもある、Dr.マウルヤは、
    わかりやすくアーユルヴェーダを説明してくださいます。
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    アーユルヴェーダとは。

    「人々のために、神ご自身によって表現されたといわれる医学体系、
    それがアーユルヴェーダ(生命の科学)と名付けられた。

    生命にとって何が有益で何が不利益をもたらすのか、
    何が幸せで何が不幸せなのか、さらに生命そのものやその生存期間にとって
    どんなことが全体性を全うすることなのかを深く捉えたものだ。」
    ー チャラカ・サムヒタより。


     

     アーユルヴェーダは、生命全体(身心魂)を一つのものとして扱う古代伝統的な医学で、インドでは長い時の試練に耐え、広く実践されてきました。
    アーユルヴェーダという言葉は、サンスクリットで「アユス」=”生命"または"生活”、「ヴェーダ」=”知識”または“知る”という意味で、全体では「生命の科学」という意味の用語です。

     アーユルヴェーダは、古代にヒマラヤ聖者(賢者)により記述された「ヴェーダ」という経典に記録されています。

    「ヴェーダ」とは、現存する世界最古の古典文献といわれています。

     アーユルヴェーダ的な治癒システムは、5000年以上インドの日常生活において実践されてきました。
    アーユルヴェーダの全ての文献は、創造原理に関する『サーンキャ哲学』にその基礎を置いています。
    (サーンキャという用語は、Sat(サット)=真実、Khya(キャ)=知る から成り立っています。)

     ヴェーダとは、リグヴェーダ、ヤジュルヴェーダ、サーマヴェーダ、アタルヴァヴェーダの4つから成り立っており、リシたちが直覚した叡智(真理)の結晶で、約5000年前にヒマラヤ大聖者(ヴェーダ・ヴィヤーサ師)によって編纂され記録されたものですが、
    記録される以前は、数千年以上も世代から世代へ口伝によって語り継がれてきた尊いものでした。

     聖者アディ・シャンカラは、紀元前500年頃に、ヴェーダの結末部分を抜粋し、ヴェーダーンタと呼びました。
    これは「個々の存在と至高の絶対存在は一つである」という知識(真理)を明らかにしているものです。
    シャンカラは、この知識をヤシの葉に記録しました。

     リグヴェーダが基本の柱であり最初に現されたヴェーダですが、アーユルヴェーダの原理に関連するたくさんの記述を含んでいます。
    アーユルヴェーダそのものは、最後に記述されたアタルヴァヴェーダから展開され確立されました。
     現代において,アーユルヴェーダの主要な知識は、チャラカ・サムヒタとスシュルタ・サムヒタという2つの教典に見出すことができます。どちらも西暦紀元頃の時期に編纂されました。

     

     アーユルヴェーダの大切な目的は、健康的な長寿を与えることと、人々の苦痛や不幸を取り除くことです。
    これは、適切な養生計画と秩序立てた体の毒素排泄手法により達成されます。


     

    ドーシャ理論によって体調を理解するとは。

     アーユルヴェーダでは、ヴァータ・ピッタ・カファという3つのドーシャ理論で体の状態を捉え、治療にあたります。
    3つのドーシャは、万物を構成する五大元素が2つずつ組み合わさって体内で機能しているものです。

    ●ヴァータ
      ヴァータとは動きの原理です。動くものをヴァータと呼んでいます。
    外的環境にある風と同じではありませんが、体内における風です。
    生物学的動きや新陳代謝的な活動を司る精妙なエネルギーであるといってもよいでしょう。

    「空」と「風」という元素から成り立ち、その機能は呼吸、自然な衝動、細胞組織の変換、運動機能、感覚機能、排泄作用、分泌作用、恐れ、虚無感、心配等として表れます。


    ●ピッタ
      ピッタはよく「火」と訳されますが、体内の熱エネルギーのようなもので、体の新陳代謝を司っています。
    「火」と「水」の元素から成り立ち、消化、知覚、理解、空腹感、喉の渇き、知性、怒り、憎悪、嫉妬等として表れます。


     

    ●カファ(カパ)
      カファは生物学的な水として訳され、「地」と「水」の元素から成り立ちます。
    物理的な物質構造や、生物学的強さ、活力、安定性等を与えます。
    すなわち関節を円滑にし、記憶力を支え、肺や心臓にエネルギーを与え、免疫力を維持します。
    カファは、愛着や貪欲、長年のねたみや嫉妬として表れますが、穏やかさ,寛容さ、愛情深さへの傾向を持っています。



    Dr.マウルヤ

     Dr.マウルヤの紹介
        アーユルヴェーダ医療および外科医療の学位取得
        「パンチャカルマ」、「自然療法とヨーガ」における大学院課程修了
        ホリスティック・ヘルスとヨーガにおける理学修士取得
            
    マウルヤ医師は、ヘマドリ財団の創始者であり代表者。
    アーユルヴェーダ医療におけるパンチャカルマ治療をリシケシで10年間以上実施してきた。
    アーユルヴェーダ・スクールの教師でもある。

    自らハーブ園でハーブを栽培し、ヒマラヤ山麓で育ったハーブを用いてハーバルオイルを作り、その他にもヒマラヤの山々の恩恵を存分に活用して、身体に優しい伝統的なトリートメントを提供している。
    地元でも評判の高い名医である。
        


        また、自然を愛しサイレンスを愛する人が
    心地良く休息しトリートメントを受けられることを願い、
    プライベートなゲストハウス「ティタリ・ハウス」を3年掛かりで建設した(ティタリは、蝶々の意味)。
    ティタリハウス正面。

        静寂を味わい、アーユルヴェーダ的な食事を提供してもらい、
    トリートメントを受けて休息し、ヨーガ(アーサナ・プラーナヤーマ・瞑想)三昧に
    浸れる理想的な空間である。

        例えば、早朝や夕方、屋上は瞑想に最適な場所であったし、
    夜間は野生のクジャクが鳴いているが、サイレンスをこわすことはない。
    場のバイブレーションがすごく良い。
    清らかな小川が近くを流れ、心地良い水の音が耳に優しい癒しを与えてくれた。
    周りは野生のハーブが自生しているので、
    希望者にはドクターが一緒に散歩をしながらハーブの解説をしてくださるという。


    モンスーンのティタリハウスモンスーン期、青々とした木々が美しいティタリハウス。
     

    加瀬恵の実 * Dr.マウルヤの紹介 * 20:31 * comments(0) * - * -

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